名古屋で治療院を得意とする税理士

保有する資格や知識、経験から、開業できる業種は決まっているでしょうが、治療院をはじめるときは自院のコンセプトをはっきりさせることが重要です。

１．ターゲット層と来院動機を考える

治療院のターゲット層を決まるときは、自分は「何が出来るのか、何が得意なのか」をはっきりさせると、ターゲットを把握しやすくなります。

ターゲットの年齢・性別・既婚、未婚・平均所得・職業・症状などの視点から、具体的にターゲットを想定しましょう。

ターゲット層が決まったら、それらの人が自院にどのような目的で来院するのか、「来院動機」を考えましょう。

患者さんが来院する動機は、「痛みをとる」「症状を楽にする」ために施術を受けにきますが、それだけではありません。

「駅から近い」「仕事終わりに営業している」「施術が上手い」「しっかり説明してくれる」など、立地、営業時間、技術、会話力など、患者さんの利用動機は様々です。

２．施術メニューを考える

ターゲット層と来院動機について検討したら、それに応じたメニューを考えましょう。

３．自院の位置づけについて考える

自院について、ターゲット層、施術メニューを考えたらコンセプトの基本は見えますが、事業として成功するかについて考えましょう。

開院しても、自院の近くに競合院がある可能性が高いです。ライバル院について調べ、自院の差別化を考えます。　自院のメニューは「値段が、高いのか・安いのか」「ターゲット層の年齢が、高齢なのか、若いのか」など、競合院との比較の中で、自院のポジショニングを明確にしておきましょう。

ターゲット層や来院動機、自院のポジショニングを検討し、より具体的にコンセプトをまとめておきましょう。

以下について書き出しておくと、コンセプトが整理できます。

1. Ｗｈｏ（誰が）…自分の知識・経験をまとめる
2. Ｗｈｏｍ（誰に）…主なターゲット層
3. Ｗｈｅｒｅ（どこで）…営業する場所
4. Ｗｈａｔ（何を）…軸となる主力施術メニュー
5. Ｗｈｙ（なぜ）…自院の理念・事業目標
6. Ｗｈｅｎ（いつ）…開院時間・受付時間・定休日・ターゲット層の集中する時間帯
7. Ｈｏｗ　ｔｏ（どのように）…集患・集客方法・宣伝媒体・口コミ
8. Ｈｏｗ　ｍｕｃｈ（いつらで）…実費治療の価格帯

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