理容美容院応援プラン

   このプランは、事業を行うことにより発生する現金出納帳・貯金出納帳を当事務所作成のエクセルのシートに入力していただくプランになります。

   現金出納帳・預金出納帳以外は当事務所で作成し、決算・申告を行います。

   上記プランよりは手間はかかりますが、簿記の知識がなくても入力できる簡単なエクセルのシートになっております。

   創業者の中には、お金の流れ、お金の管理を多少は理解して、今後のため簿記の基礎を身につけたいと考えている創業者にむいているプランとなっております。

• 理容美容業界は、一部を除いて大半が現金商売となります。事業専用の銀行預金口座を開設し、日々の事業に関する売上などの現金の流れを預金口座を通過するような仕組み作りをしなければなりません。
• 着物やドレスのレンタルショップからのリベートが売上から除外していないか確認をしましょう。
• 婚礼着付け、お色直し等の祝儀、車代も同様に売上除外しないようにしましょう。
• フリーペーパー等雑誌広告の掲載は、掲載時点での経費です。決算間際に利益が出そうだから依頼をしようと思ってもタイミング的に経費にならない場合がありますので注意しましょう。
• 物販（シャンプー、リンス、整髪料等）の美容材料を決算時点で実地棚卸しますが、棚卸した原本は必ず保管しておきましょう。

  「美容業界」のお仕事は、美容技術を通してその人の魅力を高め、幸せな気持ちにすることができる素晴らしい職業です。

   そんな「美容業界」にお勤めする方たちの大多数の夢は、「いつか自分の店を持つこと」ですね。厳しいアシスタント時代を乗り越え、スタイリストとしての実績を積み上げて、自分のお客様を持つようになったのちには、多くの方が独立を考えます。

   しかしながら、日本の「美容業界」を取り巻く環境は大きく変化しています。「美容業界はオーバーストア」と呼ばれて久しく、常に厳しい競合環境の中での経営を余儀なくされてます。

   これからの「美容業界」での創業者は、「技術者」から「経営者」に進化することが必要です。独立、開業にあっては、創業計画書の作成などしっかりとした事前準備と、他店と差別化できるサロンコンセプトなしでは、成功は厳しいです。

   現在、勤務しながら創業準備をされているかと思います。今一度、何をいつにまで準備すべきなのか、何を決定すべきなのかを考えて進めてください。

   参考までに一般的な、『創業までのタイムスケジュール』を記載しておきます。